界隈民の必読書

自身の内面、こじらせを改善するために以下の本を読んで感想などをまとめた。


恋愛依存症

本屋で立ち読みをしたらピンときたので購入。

本書を読むことで、自身のこじらせを自覚でき、恋愛での失敗パターンを自身に当てはめて確認できる。

内面を深く切り込んでいくのでメンブレした。「これ以上はオレのこと言うのはやめてくれ。。」という気分になった。今回をきっかけに過去を振り返っていて性的なトラウマがあったのを思い出して、しんどい思いをしたので本当に注意すべし。

界隈民の必読書だと思っているが、内面の受け取る準備ができていないとかなりしんどいので、ムリして読まない方がいい。



【恋愛依存の種類】

本書で書かれている依存の種類
①共依存(苦しい愛から抜け出せない)
②回避依存(幸せになるのが怖い)
③ロマンス依存(愛の刺激にはまる)
④セックス依存(苦しみを性愛でしか癒せない)

今回読んでいて自分に当てはまるのは強い順で下記の通り。

共依存≧セックス依存>回避依存>>>(気にならない壁)>>>ロマンス依存

読む前は「共依存とかメンヘラカップル同士の恋愛関係でしょ?」とか思ってたが、実際に読んでいると自身に共依存症者の傾向が当てはまっているのがわかってメンブレした。

こういう本を読むときに自分に当てはまりそうな章だけ読んでしまいがちだが、もし気になって本書を読む場合は4つの依存症すべての章を飛ばさずに読むのがオススメ。

ちなみにすべての依存に関して少なからずあるのは良いと思う。どれも程度の問題。依存しすぎて精神的にこじらせているかは自分にしかわからない。こじらせていれば改善すれば良いだけ。

また、依存症とは生活に支障をきたす状態のレベルのことをいうのが一般的。今回はそこまでのレベルについては書いていない。あくまでも恋愛活動をする上で支障があるレベル。本記事を読んで「こんなのは依存症のうちに入らない!」というのはやめてほしい。



【共依存】

共依存はお互いに依存しあっている状態。
(本記事では各依存についての細かい解説は省略)

共依存の中にもいくつか種類がある
(1)「必要とされる」ことを必要とする
(2)「救済者」になりたがる
(3) 相手を放っておけない
(4) 常に自分を後回しにする
(5) 現実を見つめることができない

これまで女の子と関係構築をしていると(1),(2),(3)は自覚がある。依存症者は認知が歪んでいる傾向があるので(5)も十分に可能性はある。

詳細は本書に書いてあるが、共依存症の根本的な原因として「自分を愛せていない」というのがある。ストをやっていておとなしめで自己肯定感が低い子しか即れない場合、ここの部分が大きく影響していると思う。弱そうな女の子であれば、自分が必要とされるし、その子にとって救済者になれるので、そのときだけ自信を持って振る舞えるというのがあるはず。自己肯定感が高い子に対しては、救済者になれないと無意識が判断することで居心地が悪くなってしまっているはず。

誰かの救済者になる前に自分を救う必要がある。

共依存症のある女の子が性格の良い男とはうまくいかず、クズ男から離れられない原理が本書にわかりやすく書かれていて腑に落ちた。よくありがちな真面目な男と関係のある女の子がクズ男にいこうとしているときに、「あんなクズやめておきなよ!」と止められても女の子はクズ男の方にいってしまうのがよくわかった。

生活の面倒を見てもらったり、借金をしたり、DVでボコボコにするような男から共依存症の女の子が離れない理由がわかると、こういう女の子に対して深入りしない方がいいなと良い意味で諦めがつく。

自分がそういうクズになれるのか?クズになったとしてそういう自分に対して肯定できるのか?と考えると厳しい。ここまでくるとモテのトップクラスまでいくのは才能の世界だと感じる。共依存症の女の子に対してわざと負担を感じさせる振る舞いをしたり、そもそも罪悪感すら感じていない男もいるはず。ただこういう世界があるのを本書で認識できたのは良き。

クズになってガンガン女の子を揺さぶれる方がモテるし、倫理観は置いといてモテ観点として素直に凄いと思う。ただし、その素養がない自分が幸福な人間関係を築くためには、クズの世界に対しては「そういう世界があるんだなあ」と切り分けて考えていく方が良いと思う。



【回避依存】

回避依存は、適度な壁を作れずに親密な関係になることを避ける傾向がある。

回避依存の種類
(1)常に相手を支配したがる-独裁者
(2)罪悪感に訴えて相手を利用する-搾取者
(3)自分の理想を押しつける-ナルシスト
(4)愛が深まるほどに別れたくなる-脱走者

自分は(4)が当てはまる。愛が深まるほど別れたくなる、というより深まらないように接している傾向がある。ここに関して、男女関係なくどうにかしていきたい。自分としては変にカベを作っているつもりはないが、自分からさらけ出せていないときは確かにあるかもしれない。

これも根本は共依存症と同じで「自分を愛せていない」のが原因と読み取れる。確かに自分を愛せていれば自分をさらけだせるし、距離が縮まって親密な関係になることを避けなくなるはず。



【ロマンス依存】

ロマンス依存⇒刺激的な愛だけを求める

ロマンス依存の種類
(1)「白馬の王子様」を待ち続ける
(2)手の届かない相手にばかり挑戦

ロマンス依存はあまり当てはまらないと感じた。

逆に顔刺しで即られている子はロマンス依存の傾向はあるはず。即られたときは「ホントカッコいい♡」となっても、即後やそのあとに何回か会うと現実を認識して離れていくパターンはあったりする。

ちなみに1年以上前に即って今でもたまに会っている子の中にロマンス依存のような子がいる。その子は日常がつまらないみたいな愚痴をこぼしており、神吉が現実逃避の対象になっている感ある。



【セックス依存】

セックス依存⇒苦しみを性愛でしか癒せない

セックス依存の種類
(1)ストレスからの脱出-逃避
(2)生きていることを確かめたい-自己確認
(3)存在価値の証明-パワー
(4)セックスでしか「愛」を感じられない
(5)トラウマの癒し-再行動化

※再行動化⇒過去のある場面を再現することによって、そのときに受けた心の傷をいやそうとすること

自分は(2),(3),(4),(5)が当てはまっていると思う。

セックス、即数、スト高に過剰にこだわってる界隈民は「(3)存在価値の証明-パワー」が当てはまっているはず。とはいえセックス自体は悪い行為ではない。そこに関して強迫性があって辛い思いをしながら「セックスしなきゃ!!」となっているのが良くない。でも界隈民はほぼこれか。。

ひとまず「オレこじらせてんなあー」というのを自覚するだけでも大きな一歩。界隈で活動していると即に向けて活動することが善とされる。これはまあ仕方ないが、異常であることを自覚しておかないと、どんどんおかしな方向に向かってしまう危険性もあるはず。健全なメンタルを形成できている人がどれだけいるかというのは大きな疑問ではあるし、周りに流されすぎず何が自分にとっての幸せかを見失わないようにしたい。

本記事の冒頭に書いたが、今回をきっかけに過去を振り返っていて性的なトラウマがあったのを思い出した。セックス依存の種類だと「(5)トラウマの癒し-再行動化」が当てはまるはず。今思えば性的搾取をされてたと思うし、その傷を癒すためにセックス依存になっている面はあるかもしれない。ちょうど今回思い出したくらいの記憶ではあったが、深層心理がどこまで影響受けているかは正直わからない。ここに関してあんまり書きすぎるとしんどいからここまで。



【依存の原因】

ざっくり書くと幼少期の両親同士の関係、親子関係によって「自分を愛せる」ことができたかが大きく影響してくる。自分のことを愛せているか?と聞かれるとイエスではあるが、何か気になる事があるとその気持ちが揺らぐことはあったりする。

本書では書かれていないが、この辺に関しては親子関係だけでなく、幼少期や学生時代の人間関係が大きく影響しているはず。自身を振り返ると学生時代にイジメを受けたり、抑圧されてきた関係があったりした。

改めて自分に当てはまる依存症の強い順↓

共依存≧セックス依存>回避依存>>>(気にならない壁)>>>ロマンス依存

父と母、父と自分、母と自分、学生時代の人間関係、いろいろ振り返っていると、「これは共依存と回避依存の原因だなあ」と思い当たる点はある。セックス依存はおそらく学生時代に非モテだったことのこじらせからきているはず。

共依存と回避依存は自分を愛せていないのが根本原因。ロマンス依存は日常生活が充実していないのが原因と読み取れた。セックス依存に関しては本書ではコレが原因という書かれ方はしてなかったが、自分を愛せていない&日常生活が充実していない、の2点が改善すれば大きく前進してくるはず。



【ラクになった面】

本書に書かれているような依存症が強すぎる子が自分から離れてくのはしゃあないなと思えた。

共依存や回避依存の傾向が強い子に対して親密になろうとすると精神が消耗するし、どうしようもないクズにハマっている子のマインドシェアを奪うのは難易度が高すぎるし、ロマンス依存で熱しやすい子に飽きられるのは仕方ない。良い意味でラクになった。

もちろん自身の魅力を高めるのは大事だが、関係構築がうまくいかない原因を適度に他責にしていって良いと思う。すべてが自責で「女の子が離れていくのは全部オレの魅力がないせいだ。。」と病む必要はない。

また、男女関わらず、こちらを試してくるような行動をしてくる人との関係は健全ではないので深入りしすぎないように注意したい。こちらが一方的に負担を感じている関係であれば距離を置くようにする。



【今後のために】

いかに「自分を愛する」かが大きなポイント。今後のために本書に書いてあった回復のための実践をしていきたい。

実践内容⇒症状を認める、助けを求める、自分を愛する、過去に向き合う、過去を癒す
※やり方は本書を参照

助けを求めるという点に関して、自身の症状を周りに知ってもらうのが大事。本記事は周りに対して助けを求めている面もある(助けてー!)。実際に書いてると少しは気持ちがラクになる。自〇したいとかまで病んでるわけではないが、根深い内面の問題なので周りのサポートも受けていきたい。

他には恋愛やセックスにとらわれすぎず、それ以外のことに目を向けるのが大事になってくる。運動をしたり、外に出かけたり、友人と遊んだりして、日常を充実させていきたい。

あとは過去を振り返っていると重くて根深い部分があったりするので専門家のカウンセリング受けるのはありかもしれない。こういうのはメンヘラで「もう〇にたい」みたいな人が受けるものと思っていた。

界隈の中にちゃんと資格を持ってるような専門的なカウンセラーがいれば嬉しみ。そういう人はいるか調べてみる(どなたか知っていれば教えてほしいです!)。もしいたとしてもカウンセリング能力に関しては、恋愛指導がうまい、即れる実力がある、これらとは別のベクトルだから慎重に判断していきたい。



【終わりに】

内面の問題と向き合うのは正直つらいが、見て見ぬフリをしているだけではいつまでも変わらない。路上で声をかけ続けて即りまくっているだけで、自分が良いなと思える子を即ったりちゃんとキープできていなければ自身に何かしら問題がある。

春案件が見つからないのではなく、そもそも自分が冬案件では今の自分に見合った子としかマッチしない。たまたま自己肯定感が高くて性格の良い子を即れたとしても、自己肯定感の低さから居心地が悪くなって自分から切ってしまうか、相手から切られてしまうはず。

キセクと何回も会っていけばその子がどの依存症かなんとなくわかる気がする。即ってから1年以上経ってちょいちょい会っている子の性格を思い返すと「この子は共依存+回避依存だなあ」「あの子はオレに幻想持っている感あるしロマンス依存だなあ」と思えたりする。

ちなみに最近、約1年続いていたお気に入りのキセクのうちの1人が切れてしまい悲しみ。強いて言えばこの子は回避依存の傾向があった。

本書を読んでいて、見た目が普通(ブスじゃない、見た目に気を遣っている子)以上で、メンタルが健全な子と関係を続けられるようになりたいと思った。見た目は普通あればOK。

キセクの中で可愛いくてセク値高いが、コミュニケーションで負担かかるしメンタルが不健全な感じの子がいる。こういう子より、見た目普通でメンタルが健全な子と一緒にいたい。

界隈では以下の2つのポストがあった場合、

「スト7ラウンジ嬢即!」

「春案件の性格良い彼女と1年続きました!」

前者の方にいいねが多くつくはず。だからこそあまり界隈に染まりすぎないように注意したい。

また、クラスタを見るときに、可愛い子を即れているかだけでなく、ちゃんとキープできているか、どういう関係性でどんな性格の子をキープしているのかを見るようにしていきたい。可愛い子を即ってキープできていても、もしかしたら本人はめちゃくちゃ疲弊しているような関係かもしれない。共依存症の子と共依存的な関係構築をしているかもしれない(これはこれですごい面もあるかもしれないが)。Xのポストだけでは判断しづらい。クラスタ本人のメンタルは健全か?メンタルが健全な子と関係構築できているか?という面にも目を向けていきたい。

メンタルが健全な子とマッチするには自分のメンタルが健全である必要がある。そのためにも本書で書かれていたことを実践したり、他にも似たような書籍(キーワード⇒セルフコンパッション、マインドフルネス、自己肯定感、パーソナリティ障害)を読んだりすることでメンタルを整えていきたい。

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